〒648-0072 和歌山県橋本市東家6-7-26

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日・祝(急患は日・祝、時間外でも診療可)

回復期リハビリテーションとは

脳血管疾患や脊髄損傷、大腿骨頸部骨折などの整形疾患、外科手術後の廃用症候群など発症から急性期を経た後の「回復期」に、その状態ごとに定められた期間のなかで行っていくリハビリテーションのことを「回復期リハビリテーション」といいます。
山本病院には、この回復期リハビリテーションを専門で行う「回復期リハビリテーション病棟」を平成21年6月より開設しております。ここでは患者様お一人お一人に対して、日常生活動作能力の向上による寝たきり予防と家庭復帰を目的とした個別のリハビリプログラムを作成し、これに基くリハビリテーションを集中的に行っていきます。

リハビリテーション科

脳血管疾患又は大腿骨頸部骨折等の患者様に対し、寝たきり防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションプログラムに基づいて、集中的にリハビリを行うための病棟です。
リハビリテーションは理学療法、作業療法、言語療法を中心に行い患者様一人ひとりの心身状況に合わせて施行します。

理学療法(PT)

脳卒中や骨折などにより、日常生活を送る上で必要な基本動作(起き上がる、立つ、歩くなど)ができなくなった方に対して、再び安全に日常生活が送れるように支援します。

作業療法(OT)

食事や排泄など日常生活に必要な動作や家事・仕事・余暇など生活全般に関わる動作の回復を支援します。必要に応じて自助具・福祉用具の提案を行います。

言語療法(ST)

脳卒中や脳外傷などが原因で起こる「失語症」や「構音障がい」を呈された方を支援します。また、記憶障がいや認知症などを呈された方や、摂食・嚥下障がいを呈した方に対応した支援を行います。

※外来リハビリテーションも医師の指示のもと、行っております。

入院から退院までの流れ

チーム体制によるリハビリテーション

医師をリーダーとした複数の専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・ケアワーカー・医療相談員・栄養士など)によりチームを形成し、患者さまが今何が出来て、何が困難なのかを見極めながらリハビリ計画をたて、社会復帰に向けて全力でサポート致します。
 患者さまを中心とするチームのメンバーは、それぞれの専門性を最大限に発揮し、質の高いサービスを提供いたします。

生活そのものがリハビリテーション

病院での生活、朝起きて、顔を洗う、着替える、食事をする、トイレに行く、すべて社会復帰の為の練習になります。チーム体制として看護師もリハビリテーションに参加しているため、専門的なリハビリの時間以外にも、リハビリ要素を含めた生活を患者さま一人ひとりに対してサポートして行くことができるのです。

地域に密着したリハビリテーション

患者さま一人ひとりに対して、退院後の生活を想定し、必要な動作を治療・訓練いたします。実際にソーシャルワーカーとリハビリスタッフが自宅まで同行し、自宅での生活方法の指導や住宅改修・福祉用具の使用方法などのアドバイスもいたします。

365日対応のリハビリテーション

社会復帰という目標に最短で到達できるよう、理学療法士、作業療法士、言語療法士が365日休みなく対応いたします。運動量・負荷のプログラムはコントロールされ、過用にならないよう考慮していきます。

温かな空間を提供します

長い入院生活で、季節感や生活感をなくされないように様々なレクリエーションや日常生活での工夫をおりまぜながら、アットホームで温かい環境を作っています。

新人リハビリスタッフ コメント

職場の雰囲気が良く、安心して業務に取り組むことが出来ています。患者様・ご家族様から「この病院で入院できて良かった。」と言って頂けるように、一職員として努めてまいります。(1年目理学療法士)

実習の際にお世話になった先輩方と同じ場所で働けることにうれしい気持ちでいっぱいです。まだまだ緊張もありますが、温かく丁寧に教えてくださる先輩方から多くのことを吸収し、日々成長していけるように頑張ります!(1年目理学療法士)

今年の春から新人作業療法士として働かせていただいています。
実習でお世話になった先輩方と働くことができて本当に嬉しく思います。尊敬している先輩方のように、患者様にリハビリを提供できるように日々精進したいと思います。(1年目作業療法士)

今年に他県からこちらに引っ越して勤めております。新生活に慣れない中で相談に乗って下さり、とても優しい先輩方にいつも助けられています。リハビリテーション科スタッフ全員で患者様の“これから”を親身になって考えていくことができるアットホームな職場です。(1年目言語聴覚士)

回復期リハビリテーション病棟の入院には、
発症からの期間と算定期間の上限が決められています。

疾患 対象者 算定期間
脳血管疾患
脊髄損傷
脳血管疾患、脊髄損傷等の発症又は手術後 150日
脳血管疾患、脊髄損傷等の発症又は手術後
(高次脳機能障害を伴った重度脳血管障害、重度頸髄損傷及び
頭部外傷を含む多発外傷の場合)
180日
廃用性症候群 外科手術又は肺炎等の治療時の安静により生じた廃用症候群(長期臥床による下肢筋力低下した状態)を有しており、手術又は発症後 90日
運動器疾患 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の骨折又は手術後 90日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経・筋・靭帯損傷 60日
股関節又は膝関節の置換術後 90日

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